フライト4日目(7/5)
晴れ、昨日の夕食時にビッグフライトした箕浦さんからパワースポットの滝へ行ったと聞いたバーズとCooの数名の皆さん、朝6時に集合でそのパワースポットまでビッグフライト祈願で散歩。
このツアーでは昼ごはん抜きなので朝食はいつもの3倍くらいの量をしっかり食べます。


今日は南西風が徐々に強くなる予報なので、いつもより30分早い9時集合でストールへと向かいます。標高1400mのテイクオフはハラハラドキドキの斜面ドライブ、到着後、既に風はしっかり入っています。他の外国人パイロットも続々とテイクオフに集合、混んでくるので全員早々にスタート。

緊急ランディング(上写真)を確認!
雲底が低く、200mも上がればあっという間に雲に入ってしまうので一瞬の翼端折や少し前に出して戻るの繰り返しで西のイタリア方向へと進みます。ただ雲底飛行が使えるのも途中まででイタリア国境手前は雲がなくなり、斜面にへばりつきながらのフライトになってしまいます。この辺りまで来ると降りるところもないので戻るタイミングも考えなければなりません。

今日はテイクオフ直後から雲底の低い雲が次々と湧いてくるコンディション、グループで西へ向かうのはリスクがあるので個人の判断でのフライト、国境手前で引き返すのが安全な感じでした。
黒い雲と大勢のパイロットとのリッジフライトに疲れたのか半数以上がコバリドにランディング。まだまだ飛べるタフなパイロットでストールの先端付近で1600m以上獲得出来た5名のパイロットは扇澤さんリードでクルンの岩壁アタック。バーズでは功さんが成功、満足してトルミンに一人ランディング。約3時間、89kmの記録でした。お見事!扇澤さん含む他4名は更にコバラからコバリドまで帰って来ました。

一方、ストールからコバリドにランディングしたパイロット組は、トップアウトすれば宿のあるドレツィニカの村が眼下に見えるオズデンに移動、じっくり待って遅めにテイクオフしたパイロットは山側だけでなく沖にもサーマル豊富でソアリングを楽しめました。

フライト後はランディングの側のBARで集合して宿に戻り、19時半から夕食、今日は郷土料理、地元産の鱒のグリル、塩焼きのようなシンプルな味付けで2種類のマッシュポテトと一緒にいただきます。明日は谷一体が風が強い予報なので南下してフライトの予定です。


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